ランニング障害の種類と解説−2

◇膝の外側に痛み(腸脛靱帯炎)
◇膝の内側の痛み(鵞足炎(がそく))
◇膝のお皿の下の痛み(膝蓋靱帯炎、ジャンパー膝)
◇膝に水が溜まる
◇腰の痛み
腰痛
◇腰からお尻太ももの痛み座骨神経痛
◇殿部下の痛み(座骨結節痛)
◇殿部の痛み(梨状筋症候群)
◇全身疲労
慢性疲労症候群


腸?靱帯炎

腸?靱帯炎この腸脛靱帯は、膝の外側の脛骨と腰の腸骨とを結ぶも
ので膝を安定させています。ランニングにるオーバーワ
ークで、腸脛靱帯や大腿筋膜腸筋が慢性疲労で硬くなる
ことで張力が強くなり、曲げ伸ばしで大腿骨と摩擦が強
くなり痛みでます。

腸?靱帯炎症状
・膝の外側に曲げ伸ばしや、押すと痛みがでる。
・ランニング中にズキズキ痛む。

腸?靱帯炎予防と対策
・最も大きな原因は、頑張り過ぎによるものや知ら
 ず知らず慢性疲労に陥り障害が発生しますので、
 痛みなので程度により変わりますが、先ずは、ト
 レーニング量を大幅に少なくする、もしくは中止
 しする。
・道路の端や上り下りの走路は避ける。
・早めに専門医に受診して下さい。
・熱感や腫れがる場合にはアイシングが必要です。
・太もも外側のストレッチ

当院では、患部に関係する筋肉の改善は勿論のこと、身体全体の歪みが原因
となるので、全身の筋肉チックとバランス確認し身体全体を改善します。
また、症状の回復を診ながら、ウォーキング、速歩、ゆっくりジョギング、
ランニングと段階的にアドバイスと指示をし、確実に回復させ復活まで責任
を持って施術を行います。
 

がそくえん

が足炎の写真この障害は、腸脛靱帯炎は外側に対し、膝の内側に障
害が発生し、太もも裏にある縫工筋、半腱様筋、薄筋
が、走り過ぎによる疲労で張力が高まり、引っ張られ
すねの骨の内側(脛骨)とこすれ摩擦が生じ痛みます。

がそくえん症状
・腫れや痛み、押すと痛む、曲げると痛む。
・ランニング中ズキズキと痛む。

がそくえん予防と対策
・太もも裏の筋肉(縫工筋、半腱様筋、薄筋)の疲
 労から血行不良になり、筋肉が硬く柔軟性が低下
 しているので、筋肉をほぐし血行改善し、患部に
 痛みがでなければストレッチが必要です。
・走り過ぎにならないように、トレーニング計画を
 しっかり立て、疲労回復の為の入浴やストレッチ
 定期的なマッサージなど行い、常に疲労の少ない
 体調を維持して下さい。また、過去に故障経験が
 ある方は、予防にトレーニング後のアイシングが
 効果的です。
                                       
膝蓋靱帯炎

膝蓋靱帯炎この障害は、走り過ぎが主な原因となり、ランニン
グ動作による膝の伸展運動で負担が大きくなり、膝
蓋骨(お皿)の下になる膝蓋靱帯に障害が多く出ま
す。また、ランニング時の着地時に、衝撃を吸収緩
和させます。多くの原因が走り過ぎですが、ランニ
ングフォームやふともも前の大腿四頭筋の疲労によ
る筋力低下、半月板損傷や変形性膝関節症などが原
因の場合があります。膝蓋靱帯炎は、ジャンパー膝
とも言います。

がそくえん症状
・ランニング中やランニング後に痛む。
・膝蓋靱帯の外側の腫れや熱感がある。
・うつ伏せになり、膝をお尻の方へ曲げると、お尻
 が上がる、尻上がり現象がある。これは、大腿四
 頭筋の慢性疲労から起き、硬くコリがあり緊張し
 ています。

がそくえん予防と対策
・慢性的な疲労を残さない為に、計画的なトレーニ
 ングで走り過ぎず、休養をしっかり取る。
・古くクッション性の低くなったシューズや硬いア
 スファルトのみの走路は出来るだけ控える。
・大腿四頭筋と裏側になる大腿二頭筋(ハムストリングス)の入念なストレ
 ッチと筋力強化
・トレーニング後のアイシング
・ずっと我慢せず早めの施術が回復も早いです。


膝に水が溜まる

膝に水がたまるランナーでは、走りすぎにより膝への負担が大きく
なったり、着地時の衝撃吸収率が低下することで、
軟骨や半月板が損傷し水が溜まります。
膝関節は、骨と骨がぶつからないよに、関節軟骨の
半月板があり、その関節を覆うように包む袋を関節
包といいます。この関節包の内側に滑膜があり、膝
関節がスムーズに動くように、潤滑油と軟骨細胞の
栄養の役割をするものが滑液で、一定量分泌され、
とても重要な役割をしています。
この滑液のことを一般的に水と呼び、水が溜まった
と良く言われています。この軟骨や半月板が損傷す
ると、修復再生のために滑膜の中に滑液が更に溜ま
り、吸収されない滑液が一定量を超え腫れ、腫れる
ことで内圧が高まり痛みがでてきます。
「水を抜いて楽になったけど直ぐに腫れが戻った」
と、よくお聞きしますが、水を抜く事は一時的に滑
液が少なくなるので楽になりますが、また一定量以
上になると痛みが出てきます。これは一時的な対策
に過ぎず根本的な対策が必要です。

がそくえん症状
・痛み、熱感があり、明らかに反対側に比べて腫れ
 ている。
・曲げ伸ばしで中ほうで音がする。
・正座が出来ない。
・膝の力が抜ける。
・お皿が浮いている。
・階段の上り下りがつらい。

予防と対策
・大半が初めは軽かったけど徐々に痛みが強くなり水が溜まった方が多い
 ので、先ずはトレーニングを中止し、再生回復時間を与えて下さい。
 膝痛は、回復に時間がかかるので、少し変だなと思った時にはトレーニ
 ングを中止、少し休養すれば回復は早いです。我慢すればするほど悪化
 し、回復に数ヶ月の時間が必要になります。
・身体の持つ衝撃吸収力を上げるために、足の筋肉の疲れを取り除き、吸
 収率を高める必要があり、特に太ももの前の筋肉は、筋張って凝って硬
 くなっている場合が多いので、しっかりほぐさなければいけません。
・着地時の衝撃吸収率を上げるために、古くなったシューズは履かない。
・トレーニングに頑張る日と休養日をはっきりさせ、走り過ぎない。
・太ももの前の筋肉の強化
   


座骨結節痛

座骨結節痛座骨結節はイスに座った時に座面触れる一番下にな
る骨を座骨といい、その座骨に太もも裏にある大腿
二頭筋、半腱様筋、半膜様筋が付着していて、この
付着部の痛みが座骨結節痛となります。
ここの痛みは、ランニングによる急激なダッシュや
長い時間の反復動作により、太もも裏の筋肉が疲労
し、乳酸が蓄積する事で硬くなり、座骨結節に大き
な負担がかかり痛みがを発症します。
この症状は、ランナーで起きやすい症状で、悩んで
いる方はとても多いです。

がそくえん症状
・ランニングで座骨結節部に痛みを感じ、スピード
 を上げて走ると更に痛みを増す。
・イスに座り、座面部の座骨が痛む。
・太もも裏をストレッチすると患部が痛む。

予防と対策
・この症状もやはり頑張り過ぎ、走り過ぎが大きな原因なので、トレーニ
 ング計画と休養をしっかりとり、疲労を溜めないように体調管理をする。
・急激なダッシュでは患部に大きな負担をかけるので、太もも裏の筋肉の
 動きがスムーズなるように、入念なウォーミングアップとストレッチが
 必要です。
・違和感を患部に感じたましたら、我慢をせず早めの受診で、早期に回復
 が出来ますが、我慢、我慢で走り悪化させると、回復に数ヶ月かかる場
 合があります。
                                       
梨状筋症候群

梨状筋症候群梨状筋は、お尻の深いところにあり、座骨神経が近
くにあり、ランニングにより梨状筋と座骨神経が摩
擦や締め付けで神経炎が生じ、座骨神経の走行に沿
って発症する座骨神経痛の疾患です。ただ、椎間板
ヘルニアと同じ症状なので画像診断などでの鑑別が必要です。梨状筋症候群は、骨には異常はありませ
ん。

がそくえん症状
・お尻から太もも、ふくらはぎにかけての後側・横
 ・前側にしびれや痛みが出て来ます。
・ランニング中、お尻が重だるくコリを感じ、こぶ
 しで叩いている。
・日頃からお尻が気になり、ゴリゴリと硬く筋張っ
 た感じがする。
・患部のお尻の汗を掻く量が少ない。

がそくえん予防と対策
この疾患も、走り過ぎによるもので、患部に疲労が溜まり梨状筋が硬く筋
張ってくるので、疲労を溜めないように休養はしっかり取り、トレーニン
グ管理が大切です。


慢性疲労

この慢性疲労は、潜在的に自身が気づかず知らず知らず陥り易く、痛みが
あるわけではないので、むしろ厄介な疾患かも知れません。
この症状は、大会に出ても結果が出ない、トレーニングで頑張っているけ
ど上手く走れない、など不調に陥り、中には練習が足りないからともっと
練習量を増やすランナーもいましたが、これは大きな勘違いです。
どんなに頑張っても調子が上がらない、練習は出来ているのに結果が出な
いなどでお悩みの方は、慢性疲労症候群と疑って下さい。

症状
・頑張っても頑張っても以前のように走れず身体が重い。
・休んでも疲れが取れない。
・楽しい筈のランニングが楽しくない。
・身体が熱っぽく、頭痛やめまい、倦怠感がある。
・睡眠が浅く目覚めが悪い。
・食欲が落ち体重が減ってきた。

予防と対策
・痛みなどの故障がなく、どんなに頑張っても記録や結果が出ない、「身
 体が重くキレがない、身体にバネがない」など続くようでしたら慢性疲
 労を疑い、思い切っての休養が何よりも特効薬です。数日から数週間休
 んでみて下さい。とは言ってもランナーの方は直ぐには休まないです。
 休めないです。

 「大会が近々あるから、苦労してやっと抽選に当選したから、休むと今
 迄頑張って作ってきたスタミナやスピードが落ちてしまいそうで心配」
 など、色々な事情や不安も十分理解できます。でも、今の状態ではあな
 たはこの不調から抜け出せません。この状況から脱出するには、今迄頑
 張って来た、頑張って貰った身体に慢性的に溜まった疲労を取り除かな
 ければいけません。あなたが思っている以上に身体は疲れてます。

 ずっと身体に頑張って貰い、身体を酷使して楽しみや喜びを手に入れて
 います。時には、これから先のことも考え息抜きも必要です。休める丁
 度いいチャンスだと思って下さい。これは故障した時も同じです。

 一番気がかりで心配されている「スタミナやスピード」の事ですが、安
 心して下さい。必ずスタミナ・スピードは復活します。これから先ずっ
 と走り続けたいのであれば、休みはほんの僅かな時間です。低下したス
 タミナやスピードは、一時的な低下に過ぎず、再開すればそう時間かか
 らず復帰できます。そして、休むことで疲労が抜け、リフレッシュされ
 た元気な身体が戻ってきます。

 より効果的により早く疲労回復させるには、鍼やスポーツマッサージ、
 全身の疲労回復に非常に効果的です。また、休むと言っても、完全休養
 でもいいですが、より効果的な方法は、少し汗を掻く程度にずっと日頃
 の練習量を少なくし、日頃よりずっとゆっくりしたペースでも構いませ
 ん。ここで大切な事は走る距離とペースです。キロ7分ペースで30分
 から60分、週に3回程度走って下さい。また、疲労回復には十分な睡
 眠も大切です。

当院では、ランナーの方の最近の大会結果やトレーニングでの調子、体調な
どの状況をしっかりお聞きし、全身の疲労状況を経験から的確に判断、施術
を行い、溜まりに溜まった疲労を取り除きます。勿論、復活までのプログラ
ムはしっかりお教えします。
疲労から復活した多くのランナーの方が、自己ベストや大会での好成績を出
し、また楽しく走っている方が多くのアドバイスを受け、より楽しく走れる
ようになり、大変喜んで頂いていますので、是非ご連絡お待ちしています。



ランニング障害1 ランニング障害


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