ギックリ腰(急性腰痛)について

ギックリ腰写真『魔女の一撃』
私自身不覚にも、何度もギックリ腰を経験し
ていて、多くの患者様に大変ご迷惑をお掛け
した苦い経験があり、このギックリ腰で苦し
んでいる患者様の辛さが手に取るように分か
ります。
何気ないつもりの日常動作の瞬間、腰が抜け
るような激痛が走り立っている事すらままな
らず、横になろうと激痛と格闘し、冷や汗を
掻きながらやっとの思いで横になれたけれど
、少し足を動かすだけ少し咳をするだけでも腰に激痛が走ります。
重い症状の場合には全ての日常生活が奪われ、まさに「魔女の一撃」
ギックリ腰は、医学的には「急性腰痛症・腰椎捻挫・筋筋膜性腰痛」で、突
「グキッ・ズキッ」と腰が抜けるような激痛が腰に走り、ひどい場合はそ
のまま崩れ落ちるように身動きができなくなり、救急車で搬送されたり、軽
い場合でも自力で何とか動けますが、腰の曲げ伸ばしの動作で痛みや怖さが
あり生活に大変な支障を来します。
ギックリ腰は、腰を支える椎骨と椎骨の間にある椎間板や関節・筋肉や靱帯
に、中腰などで一時的に強い負荷がかかり、部分的断裂などの損傷を受けて
強い痛みを感じると考えられています。

当院施術ギックリ腰








 ギックリ腰は潜在的慢性疲労が原因

ギックリ腰 ギックリ腰は、突然なものと思われがちです
が、同じ動作や作業で無理した時でも、腰に
何も起きない場合も多くあります。
さて、この違いのは何でしょう?
違いは、腰を支える筋肉の状態に関係してい
ます。お仕事が忙しかったり、ずっと同じ姿
勢や同じ動作を長時間反復していた、寝不足
だったり、年末大掃除などでなにかと慌ただ
しい日々、趣味でのスポーツや体力作りで最
近頑張っていた、頭痛や肩こり・腰痛を感じ
ていたりと思い当たりありませんか?

知らず知らずに溜まった慢性的な疲労から血
行不良となり、筋肉の張りやコリ・緊張・柔軟性が低下し、ある意味筋肉が
弱っている状態にもか関わらず、腰に負担が大きくかかる姿勢で、重い物を
持ったり無理な姿勢で動いたりする事で許容範囲を超えた負荷が椎間板や筋
肉を痛めギックリ腰を起こすと考えます。
腰周辺の筋肉は腰を支えバランスをとりとても重要な部分で、常に大きな負
担を強いられる場所でもあるので、知らず知らず慢性的な筋肉疲労に陥り易いと言えます。また、その影響で関連する椎間板や関節などにも大きな負担
をかけることにもなり、決して突発的なものではなく、潜在的な原因を抱え
ていて起きるべきして発症したと考えられます。

 ギックリ腰になってしまったら

寝ている写真☆「絶対安静」
お仕事の都合や家事育児など、さまざまな事
情があると思いますが、絶対安静が最も早く
改善回復させる為に大切です。

※安静の姿勢
固めの布団に、悪い方を上にして、身体を丸め(エビのように)横向きに寝
る。ただ、時間の経過と共に下になる腕が窮屈になるので、その時にはゆっ
くり仰向けになり(この動きも痛く響きます)、膝が90度になるように膝
裏に毛布など丸め入れて下さい。(これは一人では出来ません)

☆『冷やす』
痛めている箇所は炎症を起こしているので、この熱を一刻も早く取り除くこ
とが回復を早めます。安静の状態で氷嚢や氷枕・アイスパックで湿布で2〜
3日冷やし、熱が無くなった時点で中止します。
※氷嚢・氷枕・アイスパックを直接皮膚に行うと、凍傷になりやすいので、
タオルやガーゼの上から行って下さい。また、冷やす時間は10分〜15分
間で、一日数回熱感が無くなるまで数日間行って下さい。

☆『痛みには鍼治療が効果的
発症直後や数日安静後動けるようでしたら、早期の鍼治療が効果的です。ま
ず、痛みと炎症を抑える為の鍼施術となります。その後、硬く凝った筋肉を
ほぐし、歪みも改善します。

☆『温める
数日間冷やした後、熱感がなくなった時点で、血行を良くし修復再生を促進
させるる為に温める事が効果的で、入浴や患部にホッカイロなど貼り温めて
下さい。特に冬は必要です。

☆『病院で検査
数日間安静にしていて痛みが和らいだからと言って安心はできません。筋肉
の問題でれば炎症が治まれば楽になります。ただ、内科的・整形外科的な原
因がある場合もあるので、念のために病院で検査することをお奨めします。

☆『我慢は、百害あって一利なし』
「痛いけど何とか動ける」と言う方が多くいますが、痛みは身体からの「危
険サイン」、赤信号が出しています。これを無視し我慢し続けて回復は一時
的です。むしろ徐々に時間の経過共に悪化していく事が多いので、軽い程度
でも軽視せず早めに受診して下さい。

☆症状が軽い場合
色々な事情で休むことができず、やむを得ず動かなければならない場合や、 軽い痛みの時は、腰痛用のコルセットを付け、腹圧を上げることで腰を支え
る腹筋と背筋の補助になり、痛みを軽減でき動きも楽になります。

※コルセット装着時のポイント
少し幅の広いものが良く、腰のベルトラインを中心に「ギュッ」と少しきつ
めに付ける位で腹圧を高める事ができます。また、日常生活などで動きに少
し窮屈感がありますが、腹圧を高めるにはやむを得ません。
ただ、コルセット使用はあくまでも緊急事態での一時的な使用となり、傷め
ている箇所の回復ではなく、動ける分悪化することもありますので、早急に
ご連絡下さい。

※コルセットを使った腰痛予防
コルセットを付け腹圧で腰痛やギックリ腰の予防ができます。
重い物を持つ時・掃除機をかける時・庭仕事をする時・長時間のパソコンな
どなど、腰に大きな負担をかける時や今迄に腰の違和感や異常を感じていた
時などに、事前にコルセットを付けることで予防ができます。
私はギックリ腰予防に、非常に危険な起床後直ぐにこのコルセットを付け、
着替えや洗面など行う事が日常となっており、ギックリ腰は予防できていま
す。

●禁止事項
・自己判断による、患部を押したり・揉んだり・さすったりと、指圧やマッ
 サージ・ストレッチは患部を悪化させるので絶対に行わないで下さい。

・入浴やホッカイロで温める事で更に炎症を更に悪化させるので避けて下さ
 い。

                                  

 ギックリ腰を起こし易い危険な動き

座骨神経痛

ギックリ腰写真・重い物を持ち上げようとする時。
・身体をひねり無理な姿勢で腰を伸ばす時。
・咳やくしゃみをする時。
・ズボンや靴下を履こうとする時。
・洗面時に両膝を伸ばし前かがみになる時。
・上半身だけで振り返る時。
・床に落ちた物を拾おうとする時。
・子供をだっこしようとした時。
・草取りしていて立ち上がろうとした時。
・布団を上げようとした時。
・掃除機をかけていて時。
・お風呂掃除をしていた時。
・季節の変わり目で重くだるく感じていた時。
 
上記の危険動作は、私自身や患者様が実際に起こした一例で、腰や背中の筋
肉が慢性的に疲労している時が非常に危険な状態で、日常生活のほんの些細
な動作でもギックリ腰を起きます。腰に不安のある方・疲労して疲れている
方・仕事など忙しく作業量が増えたなどの方は、上記の項目を参考に注意し
て行動して下さい。

 再発の多いギックリ腰

軽症・重症関係なく、過去に一度でもギックリ腰の経験のある方は、再発さ
せる可能性が非常に高いので注意が必要です。
腰に負担の大きくかける動作はできるだけ避け、コルセットなどで筋肉の補
助し、また、腰に慢性的な疲労を貯めないよう、常に腰・背中に凝りや張り
が筋肉にないような状態を保つ、定期的な鍼・スポーツマッサージや筋力強
化で適度な運動とストレッチなど、柔軟性を確保することが再発を予防しま
す。

 ギックリ腰の予防と対策

○腰に負担のが大きい事は避ける(腰痛全般に共通)
・かかとの高いハイヒールは避ける。
・スイミングでの平泳ぎ、バタフライは行わない。
・あぐらはかかない。
・重い物を持つ時は、膝を伸ばしたまま持たず、膝を曲げお腹に力を入れて
 慎重に持ち上げる。
・朝の洗面時では、両膝を伸ばしたままだと腰への負担が大きいので、膝を
 曲げ腰を落とす、又は片手を壁に起き腰を補助し、もう一方の手で洗う。
・朝起き着替えでズボン履く時には、腹筋に力を入れ片手を壁につかまり、
 慎重に片足を上げはく。
・長時間の同じ姿勢や反復は、腰や背中の筋肉が疲労しやすいので避ける。
 又は休憩を入れ体操やストレッチなどを行い、一度腰の緊張を緩め再開す
 る。
・体重オーバーは適正体重まで減らす。
・無理な姿勢での動作は避ける。
・お仕事や日常生活で、腰に違和感を感じている時には、特に腰を前に曲げ
 る動きをする時には要注意。

ギックリ腰起こし易い姿勢※最も危険な動作は、両膝を伸ばし腰を前に
曲げ荷物が身体から離れている動きです。
この動作は腰にとても大きな負荷をかけ、危
険なので絶対に避けて下さい。
腰を前に曲げる時は、膝を曲げ片手を膝に置
く、何かにつかままる、腹筋に力を入れる、
コルセットを着用など、腰への負担を軽減さ
せ、膝を曲げ腰で持ち上げるのではなく、太
もも前の筋肉を使うように意識をし、常に、
腰に負担をかけない動作で予防する日常生活
で癖をつけて下さい。

                                  

 スギックリ腰は早期施術で予防

座骨神経痛

散歩写真 ギックリ腰を起こす前に、疲労や重だるさ・張
りなどの感じた時には、そのまま無視したり我
慢せず、多くの腰痛関係の疾患やギックリ腰に
繋がり兼ねないので、早めに施術、鍼・スポー
ツマッサージどを受け、溜まった疲労を取り除
き、常に元気な状態の筋肉を維持し、保つ事が
大切です。

○疲労回復は効果的(腰痛全般に共通)
・日頃から疲労回復に効果の高いお風呂は、じっくり温まる。
・入浴後、筋肉が温まった状態で体操やストレッチは安全で効果的なので、
 疲労回復と柔軟性を高める。
・適度な運動と栄養・睡眠を取り、疲労回復を促進する。
・疲労回復と予防に、定期的なカラダのメンテナンスで鍼・スポーツマッサ
 ージはとても効果的です。月に一度でも定期的な施術でも効果は十分にあ
 ります。また、早期に筋肉のコリをなど異常の発見や施術ができ、予防と
 回復も早いです。

○筋力強化(腰痛全般に共通)
週に2〜3回程度の運動が効果的です。運動は、回数が少な過ぎると効果は
少なく、多すぎるとオーバーワークとなり薬が毒になります。(散歩・ジョ
ギング・水泳・エアロビなどなど)大切な事は、今後の腰痛やギックリ腰予
防を意識し、ストレスを感じず、楽しみながら継続できる運動です。
初めは週に1回でもいいので、生活に無理がない程度の時間を作り、自ら運
動の目的を意識し、行動を起こすことが大切です。

 
                                  
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